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『グライダー人間』→『グライダー兼飛行機人間』(番外編)
2024-04-14
 1983年に刊行された『思考の整理学』(外山滋比古著)が面白いです。ロングセラーで有名なので、読んだことがある人も多いと思います。タイトルは難しそうですが、笑いながらサラッと読めます。

 自力で飛び上がれず、誤った方向に引っ張られかねないグライダー能力ばかりが長けた人間でなく、グライダー能力と飛行機能力を兼ね備えた人間が増えるようにするにはどうしたらいいかが課題です。

 この本での仕事の教え方では今とマッチしていないところもあると感じます。しかし、記録のこと、睡眠のこと、食事のこと、いろいろ参考になります。

 この本に次のように書かれています。
 『植物は地上に見えている部分と地下にかくれた根とは形もほぼ同形でシンメトリーをなしているという。花が咲くのも地下の大きな組織があるからこそだ。』

 この地下の大きな組織とは何かを考えます。我が国の豊穣(ほうじょう)な歴史、伝統、文化、それらを育んできた自然豊かな我が国、郷土、共同体、先人、未来の子どもたち、倫理観・正義感・道徳観、寛容性、学校および家庭教育・・・

 国家という私たちの家を守り、子どもたちの未来を明るくしたいです。そのためには国家が理性を持ち、まとまらなければならないと思います。最近おとなしい日本人がとうとう目覚め、立ち上がるよい風がおこっていると個人的に感じます。
 海外ではまた戦争。どの国でも一般国民は平和を願っているのに残念です。

 旧字体では国は國、体は體、気は氣でした。書くのには時間がかかりますが、語源から気持ちが伝わってくる気がします。(し)

   
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