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つい集めていませんか?(番外編)
2023-11-06
 月刊デイ(2023年12月号 QOLサービス)という雑誌に「皆さんも、つい集めていませんか?」と割りばしやティッシュ、紙袋のイラストが描かれていました。そして、「私たちは必要なものを備えているだけなのに、『収集癖だ』と言われると嫌な気持ちになりませんか?認知症の人も同じ思いです」と書かれていました。

 「はい。集めています」と手を挙げそうになりました。つい溜まってしまう紙袋。この袋に入るだけと決めたはずなのに勿体ない星人になって、袋から溢れる袋。置き場所がないのに買ってしまう本。しかも読んでないものも。電子書籍にすることもあるけれど・・・

対応で寄り添う
~収集行為を否定せず、安心感を与える対応をする~

①ためになると頑張って集めたことを否定せず、努力を認める。

⓶これだけ集めれば、もう安心と収集量を共感する。

③収集の目的や理由を教えてもらい、教えてもらえたことの感謝を伝える。
望まれる量まで渡すと安心されることも。

④勝手に捨てない。「不安→不満→不信→不穏」
「たくさん集めましたね。一緒に整理しましょう」と提案し、時間・場所・思い出を共有しながら整理をする。不安が原因の行為であることが多いので、安心感を持ってもらえる対応を心がける。

⑤趣味や得意なことに取り組んでもらう。
思い出話でも、散歩でも・・・
一緒にボーっと窓の外を眺めることも時間・場所・思いを共有する「寄り添いケア」の一つとのこと。

 私が、はしょって書いていますが、雑誌ではもっと丁寧に書かれています。「ものを大切にする行動」だったり、「不安の表れ」だったりすることを再認識しました。そして、自らの収集癖も少し反省しました。(し)



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