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山と川と海と…(番外編)
2023-03-26
 愛媛県の海岸線の長さは全国5位ですが、面積比では長崎、沖縄に次ぎ第3位です。ほとんどの地域が山にも海にも近いと言えます。そこで、皆さんご存知とは思いますが、宮城県の「牡蠣の森を慕う会」の活動(←クリック)を一部抜粋してご紹介します。「植林とともに、自治会で年2回行っている河川敷の草刈りも変わっていった。従来は水際まですべて刈り取って、草は川岸に放置して下流に流れるままにしていたのを、水際1メートルは草を残し、刈り取った草も持ち帰るようになった。
 大雨になると、これらの草が大量に気仙沼湾に流れ込み、海辺ではその除去作業に苦労していることを知ったからだった。また、水辺の草を残すと、そこは、水を浄化してくれる水生生物たちの棲みかにもなる。
 この動きは、その後、12区自治会から村内全域に広がり、河口に流れ込む草は目に見えて少なくなった。
 さらに稲作でも、なるべく水を汚さない配慮から、環境保全型に変化していった。除草剤の使用は初期のみで、あとは除草機を使う低農薬栽培に切り換える農家が増えた。
 これと平行して、矢越地区の12区自治会では、92年に『水車のある集落づくり構想』を作った。矢越山のふもとに水車小屋を復元し、生態系に沿った農業や生活のあり方を見直すシンボルにしよう。」大洲でも森林を守る活動に力を入れていますが、一度失った風景は簡単には取り戻せないことを意識したいですね。
 長良川、球磨川とともに日本三大うかいの川、肱川に元気な鮎が泳ぐ風景を未来に残したいです。(し)
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